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小学校教師「れれれさる」の日記です。現在、6年生を担任しています。


by rerere-saru

4月30日 この1ヶ月で子どもたちに伝えてきたこと その2Y(^^)!

 今日も、昨日の続きで4月5日に始まって一昨日までの1ヶ月、子どもたちに言ってきたことのメモから、この1ヶ月を振り返ってみたいと思います。
 1年生歓迎集会の後で、「大切なのは何をしたかではなく、どれだけ心を込めてしたか、である」と黒板に書いて話をしました。他の学年の出し物に拍手の出来ない子、自分たちの出番も1年生のためというよりただなんとなく演奏している感じの子、1年生歓迎という趣旨を忘れ1年生そっちのけで自分が楽しいことに走っちゃっている子が一部でいたのをみて、そんな話をしました。
 「漢字は練習しないと絶対に書けないよ」これは、そのままの意味です。でも、毎年何十回と言い続ける台詞でもあります。「自分のために勉強するんだよね」といった言葉も何度か話した記憶があります。
 「わからないのは先生の責任、でもわからないのをそのままにするのはみんなの責任だよ」算数などで問題を解いている時は、個別の質問はどんどん聞いてまわります。そんな時には、わからないことをそのままにしないようにどんどん質問するように話をしています。
 「わかってない人、できてない人には教えてあげて」これは、全体で集まった時などに話を聞く体勢ができていない子がいたときに、その子に直接注意するのではなく、周りの子がその子に今すべきことを伝えることができるようにしてもらいたい時に言うことの多い言葉です。これを繰り返すと、だんだん先生が話そうとしていると、ぱっと聞く姿勢になり、できていない子に注意してくれる子が増えてくる・・・のが今までの子どもたちでした。今年の子たちも、きっとそうなってくれると思っています・・・。
 「お客さん、お人形さん、お絵かきマシーンになっていませんか?」これは、話し合いの場面で、よく使う表現です。誰かがしてくれるのを待っているだけのお客さん、何をしていても反応無しのお人形さん、まったく関係なしで絵を描いて遊んでいるだけのお絵かきマシーン・・・どれも積極的に話し合いに参加している姿勢ではないことを、僕はこう表現して伝えています。
 「気配りをしよう」例えば、金曜日、給食のかっぽう着を持って帰ります。そのことに気づいた子が自分の分だけさりげなく取っていくのか、それとも気づいていない子に教えてあげたりその子に渡してあげたりするのか・・・これができるかできないかで集団というのは大きく違ってくると思います。
 こんな事をこの1ヶ月は言ってきました。ほとんどの部分は、これからも言い続けるのかなと思いますが、1ヶ月で成長してきた部分もずいぶんあるなと感じています。また、何かの機会に子どもたちの成長ぶりについて振り返られればいいなと思います。

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by rerere-saru | 2006-04-30 22:10 | れれれさるの学級日誌