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小学校教師「れれれさる」の日記です。現在、6年生を担任しています。


by rerere-saru

3月16日 いよいよあと明日が卒業式 (>_< )

3月16日 いよいよあと明日が卒業式 (>_< )_c0030103_4373681.jpg いよいよ明日が卒業式になりました。今日は朝からやりたいこと、やるべきことをメモして、どんな風に一日すごそうか考えて教室に行きました。朝の会では、いつものように日直さんが「卒業までのカウントダウン」を読み上げます。「あと1日」と聞いて、いろんな声があがりました。発する声は違っても、どの子も同じ思いだったと思います。
 今日はいろいろと配るものがありました。まず卒業アルバム。子どもたち、わくわくしながら、ページをめくっていました。卒業アルバムを見てもらいつつ、別室で通信簿を一人一人に渡しました。いつものようにみんなに一言言ってあげたかったので、別室で一対一で渡しながら、一人一人と話しをすることができました。ただ、あんまり長く話すとお互い泣いちゃいそうな子もいたので、その子には短めにしておきました。子どもたちはその間、アルバムの白いページにお互いコメントを書き合っていました。
 次に保護者の学年委員さんが作ってくださった、親からのメッセージ集を配りました。どのコメントも実に心のこもっているものでした。ものすごい労力をかけて作ってくださった学年委員さんに本当に感謝しています。
 そして、最後の授業は国語の教科書の最後に載っている『生きる』という谷川俊太郎さんの詩をみんなで読みました。最後の授業とわかっているせいか、みんな真剣に声を合わせて読んでいました。
 四時間目になっていよいよあと一時間で終わりという頃になって、とっておきの「みんなへのラストメッセージ」を始めました。これは昨日、一人一人にみんなに向けてコメントを書いてもらったのを印刷して配り、それを全員に自分の分を順番で読んでもらいました。涙は卒業式までとっておこうねと言ったのですが、やっぱり数人こらえきれない子がいました。僕も時々上をむかないとダメなシーンがありました。全員分読み終わったあと、いよいよ僕からのメッセージ。卒業アルバムに書いたメッセージを読ませてもらいました。
 読み終わってすぐみんなで外で卒業式前最後の写真を撮ることにしました。校庭に並んだのですが、ここでも顔を伏せて泣いてる子が何人かいて、写真を撮るのも大変でした。この写真は、明日子どもたちに渡したいと思います。ちょうど卒業制作でフォトラックを作ったので、そこに入れてくれるといいなと思っています。
 教室に戻って帰りの用意をしました。ロッカーも机の中も、明日の用意だけ残して空になりました。少しがらんとした感じの教室で、普段の日最後のさようならは、いつもより数段大きな声でした。

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by rerere-saru | 2006-03-16 23:37 | れれれさるの学級日誌