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小学校教師「れれれさる」の日記です。現在、6年生を担任しています。


by rerere-saru

10月18日 (/--)/

 雨、雨、雨にお手上げ状態です。明後日に迫った連合運動会の練習がまったく外でできません。先週の金曜日を最後に4日間練習できませんでした。幅跳びの選手の子などは「練習したいよ~」と本当に天気がうらめしそうでした。
 というわけで朝練習は今日も体育館。朝は元気な女の子たちが先に来て、昨日今日と体育館で鬼ごっこをしています。後からきた男の子も無理やり(?)仲間に入れられ、20人ぐらいの鬼ごっこになりました。これがけっこうな運動量で、アップには丁度いいかなという感じがして、学年の先生たちとその楽しそうな様子をしばらく眺めていました。その後は走る種目に出る子たちを中心に体育館でできる練習をしています。本当は最終調整をしたい時期なので天気が本当ににくらしいです。いっそのこと、連合運動会自体が延期になってくれればいいなと思うのですが、20日は天気が少し回復しそうな感じです。
 さて、今日は国語や算数、社会などじっくりと学習する時間がたくさんありました。社会では、政治を先にやっていますので、歴史では前回から「天下統一をめざした信長、秀吉、家康」の学習に入りました。「織田がつき、羽柴がこねし・・・」の天下もちの歌の意味を、3人のことを調べることで解決したあと、「この3人のうちでだれが一番天下統一のMVPだろう?」と投げかけたら、一気に盛り上がりました。「やっぱり最初が肝心だから信長だよ」「いや、実際に成し遂げたのは秀吉でしょ」「家康が幕府を開くというのが大きかった・・・」などとけっこういろいろな意見が飛び交っていました。今日はノートに自分の考えを書いてもらうだけでおわったのですが、授業が終わっても「信長だ!」「秀吉だ!」と話している子どもたちがたくさんいました。授業が終わっても、まだ授業の内容を子どもたちが話したくなるような場面はそうたくさんあるわけではありませんので、なんだか嬉しくなりました。歴史を教えるたびに思うのですが、この戦国時代の学習が一番子どもたちの食いつきがいいような感じがします。その後の記憶にも信長や秀吉は残るようです。あと数時間はこの単元が続きます。楽しんで授業をしたいと思っています。
 国語では、来月にいく修学旅行のガイドブック作りをする学習に入りました。修学旅行を楽しみにしている子どもたちもたくさんいますので、これからの学習もそこへ向けて気持ちを盛り上げていく一つになるといいなと思っています。
 6時間目の学年体育を終えて、体育館で流れ解散にしたのですが、教室に戻るとたくさんの子どもたちが残っていました。ラジカセでMDを聴く子、友達とトランプをしている子、黒板に絵を描いて楽しんでいる子、追いかけっこしている子・・・。時間ぎりぎりまで残って、今を楽しんでいる子ども達といっしょにいるだけでなんだか幸せな気持ちになれます。べつに休み時間と大して変わらない、ごく普通の風景なのですが、楽しそうにみんなで過ごす子ども達を見て、もうしばらくこの時間が続いて欲しいなとなんとなく思ってしまいました。あと5ヶ月なんですよね。この子たちがここで過ごすのも・・・。
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by rerere-saru | 2005-10-18 20:28 | れれれさるの学級日誌