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小学校教師「れれれさる」の日記です。現在、6年生を担任しています。


by rerere-saru

9月17日 (*v.v)。

 今日は日中、学校に行って仕事をしていました。いろいろすべきことはあるのですが、気が向いた仕事からしようと思っていったので、まず子どもたちが作った詩をワープロで打って、プリントアウトして掲示版に飾りました。
 その後、子ども達の作品やノートを見て成績をつける作業をしていました。なかなか平日にはこうした時間がとれないままになっていたのがよくわかりました。テストだけでは見切れない部分もたくさんあって、それをできるだけ評価してあげられたらいいなと思いながら、つけていました。
 夕方になって、今日のところはこれでやめにしようと思い学校をあとにしました。
 夜は女王の教室の最終回を見ました。ドラマっぽいつくりの部分は置いておいて、今回も子どもたちに語りかける言葉にはいろいろと考えさせられる部分がたくさんありました。「12歳の今しかできないことを一生懸命やりなさい」「今しかできないことはいっぱいあるんです。それをちゃんとやらずに、将来のことばかり気にするのはやめなさい」というあたりは、同じ6年生を担任している僕としては特に考えさせられました。もし今自分が数分しか子どもたちと残された時間がほとんどないとしたら、子どもたちに語りかけたいことって何だろう?と思いました。
 あのドラマの阿久津先生がすべて正しいとは思いませんが、「いい先生と思われるかどうかなんてどうでもいいですよね。そんなことは、十年後二十年後に子どもたちが決めることなんだし」「子どもは私のことなんかすぐ忘れるけど、阿久津先生のことは一生忘れませんよ」といった同じ学年の天童先生や並木先生たちの言葉にはかなり共感をおぼえました。学校を去るシーンでの阿久津先生の「教育は奇跡を起こす」という言葉もなかなか深い言葉だなと思いました。
 いろいろと議論にもなったドラマですが、毎回これほど考えさせられたドラマもなかったですから、そういう意味でも価値のあるドラマだったなと思います。
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by rerere-saru | 2005-09-17 23:01 | れれれさるの学級日誌