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小学校教師「れれれさる」の日記です。現在、6年生を担任しています。


by rerere-saru

9月15日(土) 新しい学習指導要領の中身(*v.v)。

 ここにきて、少しずつ次の学習指導要領の内容がはっきりしてきました。新聞などの報道によると、中央教育審議会の教育課程部会では、次期学習指導要領で導入を予定している小学校高学年の英語について算数や国語のような「教科」として扱わず、数値評価もしないことや、「英語ノート」なるものを作って全ての児童に配布するといった辺りが決まったようです。現在、うちの学校も取り組んでいるような、学級担任がアシスタントなどの支援を受けて授業を担当するような形が一般的になるようです。この「英語ノート」、09年春には小学校に配布する計画だそうです。いよいよ本格的に英語がスタートすることになりそうですね。
 また、社会科では、縄文、都道府県を覚えるといった辺りが入ってくるそうです。僕も、弥生時代から教えるのにはなんとなく違和感があり、今持っている子達には、縄文時代から教えました。
 理科では選択することになっている内容が一本化されるようです。今の小学校の理科の教科書では、「振り子」か「衝突」、「卵の中の成長」か「母体内の成長」、「地震」か「火山」という二者択一の「選択項目」が設定されていて、教科書でも子どもたちが学びたい内容を選ぶようになっているのですが、授業をやるほうになるとこれがなかなかやりづらいものでした。新聞によると、やはり同じように感じている先生は多かったようで、『「教えづらい」「結局、両方とも教えざるを得ない」「選択にする意味が分からない」などの不満が相次ぎ、「基礎基本の共通化は必要」と判断した』と書かれていました。「太陽と月」も小学校の内容として復活するようです。これには、僕も大賛成です。
by rerere-saru | 2007-09-15 20:11 | れれれさるの学級日誌